#14

ゼミのたびに「毎回爪痕残さないと次はないんよ」というイマジナリーノブ(千鳥)が頭を通過していく. 細かい文言は忘れてしまったが,記憶が正しければ3年ほど前に言ってたはずだ.

芸人ではないので笑えるような一言でなくともよいのだが「芯食った発言」までの道のりは本当に長い. 他人の質疑をメモしているが,自分でなかなか繰り出すことができない. 自分のボスのコメント力(りょく)は頭抜けているのだけれど,それでも褒められるまで数年かかったそうなので況や私をや. 芯の食い方にも「確かになー」と「それは思い付かんかったわ」があると思うのだけれど,両刀使えて一人前の趣がある.

まー修行あるのみなのだろうけど,如何せん説教臭い流行り物が溢れてるので内発言語まで入り込んでくるとたまったもんじゃない.「次は呼ばれん!」と嘆いて笑いをとるイマジナリーノブを免罪符にしている.ノブだってめっちゃ頑張ってるじゃん,ねえ.