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鬱々とした日が続いている.久々に眠剤の世話になったが最後の一錠だった.こういう気分の日は残念ながら,普段と同じように過ごしているとすぐ鬱蒼とした思考の袋小路に迷い込んで出られなくなるのでとかく数を稼ぐしかない時期だ.そんなこんなで,今まで縁のなかった(正確にはRとPythonで大体どうにかなっていた) javaに手をつけ始めている.結局のところオーソドックスなアルゴリズムの実装をしているので,C++でも良かったと思うが……

プログラミングとアルゴリズムについては,おそらく計算機科学の学部授業でも良か可を取る程度の技能及び理解だろう.コンテストの類に出れば初心者もいいところ.しかし,プログラミングが絵と並んだ精神安定剤となるという発見は飛んだ僥倖だ.絵は筆を動かすほど目に見えて仕上がっていく.プログラミングも打てば返ってくるからついのめり込んでしまう.描いた軌跡は消えない.機械は嘘をつかない.どこか似ているのだと思う.